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【葬儀を火葬のみで】火葬式の費用や流れとメリット・デメリット

火葬式(直葬)とは、通夜や告別式を行わずに葬儀式場または火葬場での故人様とのお別れと火葬を行う葬儀の形です。
ここでは火葬式の流れと費用、メリット・デメリットをご紹介して参ります。

火葬式とは?流れと順番について

火葬式とは?

火葬式は、ご遺体をご自宅・病院・安置所などから直接火葬場に搬送し、火葬場でお別れをする、必要最小限の内容にとどめた葬儀です。
他の葬儀形態に比べると費用を大幅に抑えられ、限られた故人様と親しい方のみでのお見送りを特徴としています。
棺のふたを開けてお顔に触れたり、お別れの言葉をかけたり、ご冥福を祈って故人様と過ごされたりと、お別れの時間を過ごすこともできます。

火葬までの流れ

埋火葬許可証の取得
火葬には区市町村が発行した「埋火葬許可証」を火葬場に提出する必要があります。
「埋火葬許可証」は「死亡届」を提出すると発行されます。

火葬場へ移動
火葬場へ移動する時には、霊柩車が先頭になります。
霊柩車には棺と葬儀業者が乗り、位牌を持つ喪主、遺影を持つ遺族代表は霊柩車に続く車(ハイヤー)に乗ります。
それに続く車には遺族、近親者、友人、知人と血縁の深い順に乗ることが一般的です。

炉前の読経、焼香
祭壇の机が用意されていますので、まずは喪主、遺族が持参している位牌と遺影を祭壇に飾ります。
僧侶や宗教者を招かれるのであれば、僧侶が読経と焼香を行った後に喪主・遺族・親族・親しい友人と順に焼香と合掌礼拝をしますが、僧侶が同行しない場合には、喪主の焼香から始めます。

火葬
火葬には1~2時間かかります。この間は控室で待機します。
火葬場の控室には飲み物や菓子類が用意されていて、控室での飲食の持ち込みも多くの場合可能です。(必ず、葬儀社のスタッフに確認をしてください)

収骨
遺骨を骨壺に入れる骨上げ「収骨」を行います。
ご遺骨の頭部の方に喪主が立ちます。
他の方の並び順に決まりはなく、お骨になったご遺体を囲み「骨箸」を持ちます。
遺骨の足から頭部に向かって箸で拾い、骨壺に入れていくのですが、必ず、別の人の骨箸に渡し、箸から箸を経て骨壺に移しましょう。
この儀式は箸渡しと言われるもので、この世からあの世に橋渡しをする意味が込められています。

火葬後の流れ
収骨が済むと、骨壺は白木の箱に納められます。
ご遺骨を納めた骨壺と火葬済印の押された「埋火葬許可証」を受け取ります。
このとき、遺骨は喪主(施主)が胸に抱え、喪主に準じる遺族が位牌、遺影をそれぞれ胸に掲げます。

火葬式で後悔をしないために…メリット・デメリット

火葬式で後悔をしないために…メリット・デメリット

現代では、あまりお葬式の形式やしきたりにこらわらない方や、かえってそうした形式にとらわれるお葬式を好まない方も増えています。
そうした価値観の変化と言える背景があり、火葬式の需要が高まっています。
実際に首都圏の葬儀に関する情報を発信するエンディングデータバンクによると、2019年に行われた葬儀うち28.1%が火葬式という結果となっています。
ここでは火葬式のメリット・デメリットをまとめて行きます。

火葬式のメリット

参列者の負担が最小限
火葬式は火葬場の時間を含め2~4時間ほどです。
ご高齢の参列者のご負担も軽減できますし、遠方の方でも都合が付けやすく日帰りで火葬式に参列しやすいでしょう。

お香典が要らない
香典を頂く・返すといったお対応に追われることもなくなります。

喪主側の負担が軽減される
一般的な葬儀ですと、お通夜・告別式それに伴う会食や菩提寺院への対応など、精心面・体力面での疲労が大きくなりがちです。
火葬式は参列者を限っていますので、そういった負担も抑えられます。

費用の安さ
火葬式では通夜、告別式を行いません。
そのため読経に掛かる費用や、式場の使用料や花祭壇、料理、会葬返礼品などの費用を大幅に抑えることができます。
一般的なお葬式であればシンプルな葬儀にしても200万円前後の費用が目安となりますが、火葬式のみであれば費用は30万円前後におさまります。

火葬式のデメリット

お別れの時間が短い
火葬式でのお別れの時間は、5~15分と、火葬場によっても違いますが短い事が一般的です。
じっくり・ゆっくりとお別れの時間を大切にしたい場合には、告別式と火葬式のみの1日葬や、自宅や式場で1時間のお別れの時間を過ごせる出棺式をプラスした火葬式をご検討されると良いでしょう。

菩提寺のお墓に納骨できない可能性がある
お付き合いのある菩提寺に無許可で火葬を行った場合、菩提寺のお墓での納骨を拒否されてしまう可能性があります。
菩提寺に事前に確認を取りましょう。

まとめ

火葬のみの火葬式は、ご紹介したようにとてもシンプルな葬儀形態です。
親族の中には「火葬式のみでは、故人様に失礼では」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
故人様の希望を尊重し、参列者の数・状況・意向なども汲み取った上で、遺族の話し合いをして決めることが大切です。
火葬のみで心残りのないお別れができるか、メリット・デメリットを踏まえてご検討下さいませ。

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