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エンディングノートを書くメリットと書き方

「体の自由が効かなくなったとき、自分がこの世を去った後、家族には迷惑を掛けたくない」そんな思いからエンディングノートをご検討される方も少なくありません。
この記事では、エンディングノートを書くメリットと、具体的な書き方や、エンディングノートにはどのようなものがおすすめなのかについてご紹介していきます。

エンディングノートとは?

・延命措置を迫られた時、延命措置を希望するのか
・動けなくなった時の介護の方法
・葬儀のスタイルや、お葬式には誰に来てほしいのかなど
・遺産相続
・お墓のこと
・供養の方法
など、さまざまです。
考えや希望が変わることもありますから、そういった場合には修正・加筆などもできます。

エンディングノートを書く際には、できれば事務的な事と、私的な事を分けて書いておくと、ご遺族の方が、すぐにしなければならない事務手続きをスムーズに進めていくことができます。

エンディングノートに書いておきたい事務的なこと
・預貯金口座について銀行、支店名、口座番号を明記しておく。
・貸金庫を使っている場合は、銀行、支店名、鍵の場所を明らかにしておく。
・投資信託や債券などは販売会社、口座番号を明記しておく。
・生命保険については保険会社名、証券番号を明記しておく。
・土地建物などの不動産は、不動産の所在、権利書の保管場所を明らかにしておく。
・インターネットなどの有料サービスについては、サービス名、会員ID、パスワードを明らかにしておく。
・自転車、二輪車、船舶などを所有している場合は、ナンバーや所在場所を明記しておく。
・年金関係については、年金番号、年金証書の場所を明記する。
・賃貸契約をしている物件に関しては、物件名、相手の氏名、管理会社の名前などを書いておく。
・遺言書の有無について、ある場合は保管場所を明記しておく。
・借金の有無について、ある場合は債権者名と債務額について明記しておく。
・連帯保証契約などの保証契約がある場合は、主債務者名と債権者名、および債務額などを記載しておく。
・未認知の子どもがある場合は、連絡先を明記しておく。

エンディングノートに書いておきたい私的なこと
・親族について簡単な系図と、もしもの時に連絡してほしい親族のリストを作成しておく。
・もしもの時に連絡してほしい友人、知人のリストを作成しておく。
・認知症や寝たきりになった場合の看病について自分の希望を書いておく。
・延命治療や臓器提供、献体について希望があれば書いておく。
・葬儀についての規模や行ってほしい場所を書いておく。
・宗教や宗派、戒名について遺族に伝えておきたいことを書いておく。
・お墓について書いておく。

エンディングノートはいつから書くべき?

エンディングノートはいつから書くべき
エンディングノートを書き始めるべきタイミングや年齢に決まりはありません。
エンディングノートを書き進めるにあたって、預貯金や保険をまとめる整理もしていくので、自分にとって大事なものは何かを実感する良いきっかけにもなります。
自分の生活を見直す意味でも有意義なツールなので、健康な20代の方でもエンディングノートを用意されているという方もいらっしゃいます。
エンディングノートをいつから書き始めればよいのか、決めかねているのであればば、機会を作ってしまうことをおすすめします。
例えば次のような記念日はどうでしょうか?
・毎年結婚記念日に
・誕生日に
・両親の命日に
・お正月に
など、書く日を決めてしまうと進みやすいでしょう。
50代や60代でエンディングノートを書くのはまだ早いと思われるかもしれませんが、寿命と年齢は関係ありません。
突然自分の身にもしものことがあって、遺された家族がパニックになることも考えられます。
しっかりとした意向が書かれたエンディングノートがあれば、悲しみの中にも、淡々と事務作業をすすめ、故人様のご意向に沿った葬儀などが行えます。

エンディングノートを書くメリット

終活を先導してくれる

エンディングノートには、自分で意思を伝えられない状況になった時や、この世を去った後など、家族がスムーズに手続きを済ませるために必要最低限の情報が伝わるように設計されています。
「終活をはじめようと思うものの、何から手を付けたらよいのか」という際に、エンディングノートから始めることで、これから決めるべきこと・行動すべきことが見えてくるでしょう。

家族の負担を減らせる

体の自由が効かなくなったり、自分で意思を伝えることが難しくなったりした場合、エンディングノートに介護に関する希望や費用の捻出方法が示されていれば家族は意向に沿って迅速に動けます。
また、終末期医療では本人の意思確認ができない場合、家族が代理人として重い決断を迫られます。
エンディングノートに希望する延命措置の有無、治療方針など記載されていれば、家族の精神的な負担を和らげることもできるでしょう。

現在の生活を見直すきっかけにもなる

資産や収入、負債、加入保険などはっきりとさせていくため、現在の生活状況を顧みる良いきっかけになります。
通帳はどこにあるのか、有価証券・骨董品・宝石などの財産を記載しておくことで遺族はあれこれと探す必要がなく、手続きや財産分与の面でずいぶんと助かるはずです。
また、ご自身の覚書きとして忘れてしまった時のために、活用されている方もいらっしゃいます。

家族に想い・メッセージを伝えられる

エンディングノートは遺言書と違い、よりカジュアルな形式での記録です。
家族に感謝の気持ちを書きとどめておくなど、遺された人の心の癒しとなるでしょう。
また、家族間のトラブルを避ける目的にも有効です。
例えば長女のみに火葬を希望することを口頭で伝えていた場合、他の家族は納得できないかもしれません(本当にそう言ったのか?勘違いではないか?など)。
エンディングノートに希望の葬儀形式を書いていれば「故人の希望なのだな」と、誰もが納得できるでしょう。

遺言書との違い
エンディングノートに法的効力はありません。
自分の指定した遺産分割の仕方や、希望する相続人への相続を確実に遺族に行ってほしいのであれば、エンディングノートと別に遺言書を必ず作成しましょう。

遺言書について

エンディングノートは覚書なので、財産分与などで法的な効力が発生しません。
財産を巡って子どもや親族の争いを避けるためには、エンディングノートを書き終えたら、遺言書を書いておくことをおすすめします。
相続する際のトラブルになる例は以下のような事例です。
・不動産など分けにくい財産が多い。
・子どもがいない。
・おひとり様で法定相続人がいない。
・再婚している。
・事業を営んでいる。
・農業をしている。
・連帯保証人になっている。
・特定の相続人(例えば介護をしてくれた家族)に財産を多くあげたい。
・相続人以外(例えば嫁、婿、孫なそ)に財産をあげたい。
・財産を上げたくない人がいる。
上記に当てはまる人は事前に遺言書を書いておくと、遺産を巡るトラブルを避けることができます。

知っておきたい遺言書の種類について

遺言書には自分で作成する「自筆証書遺言」と公証役場で作成してもらう「公正証書遺言」があります。

自筆証書遺言
全文が自筆で書かれており、日付、住所、名前が自筆で記され、押印されていることが必要です。この遺言書を信用のおける人に託し、託された人は、この遺言書を家庭裁判所に提出します。

公正証書遺言
遺言の内容を公証人に伝え、証書を作成してもらいます。
公証人は、裁判官、検察官、弁護士などの法務実務に30年以上かかわってきた人の仲から選ばれ、法務大臣が任命する公務員です。

秘密証書遺言
秘密証書遺言は、遺言者が遺言内容を誰にも知られたくないという場合に使われています。
作成した遺言書が秘密証書遺言であるということを、公証人と証人に確認してもらいます。

成年後見制度について

成年後見制度は、平成12年に介護保険制度とともにスタートしました。
成年後見制度とは、認知症などで判断能力がなくなった本人に代わって、必要な契約を結んだり、財産を管理したりする制度で、法定後見制度と任意後見制度のふたつの制度があります。
法定後見制度は、家庭裁判所によって選任された後見人が、判断能力が衰えた本人に代わって、財産や権利を守り法的に支援する制度です。
任意後見制度は、将来的に判断能力が低下した場合に備えて、任意後見人を選び、公正証書で任意後見契約を結んでおくものです。

ひとり世帯が困った時に頼ることができる機関とは?

ひとり世帯が困った時に頼ることができる身の回りの機関は、地域包括センター、市区町村役場などの自治体、社会福祉協議会、民生委員さんなどです。
元気なうちに上記の住所や電話番号などを調べて、エンディングノートに書いておくと、連絡を取りたいときにすぐ対処できます。
また、専門家にアドバイスを求めたいときには、税理士、弁護士、司法書士、行政書士、終活アドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどが適しています。
こちらも普段からお付き合いがあれば連絡先をエンディングノートに書いておきます。
お付き合いがない場合はネットなどで調べて、住んでいるところの近くで評判の良い専門家をリストアップしておきましょう。

まとめ

エンディングノートの書き方は?

エンディングノートは、「よりよく、自分らしい死を迎えるための準備ノート」です。
過去・現在をエンディングノートに書き込みながら振り返ることで、これからの生き方がより明確に見えてくるはずです。
自分らしい充実した生き方を叶えるためにも、エンディングノートを活用してみてはいかがでしょうか?
東冠では当社オリジナルのエンディングノートを無料で作成・配布しております。
お気軽にご相談くださいませ。

納得のいくお葬式にするために、事前相談をお薦めしております。

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