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今増えている葬儀スタイル〜直葬とは~

近年、ご葬儀の種類は多様化しています。
その中でも直葬(ちょくそう、もしくは、じきそう)は、最もシンプルなご葬儀のスタイルということが言えるでしょう。
そんな直葬にはメリットもある一方で、事前に知っておかなければトラブルの元となるデメリットも存在します。
今回は、直葬の詳細や現状の知っておきたいメリット・デメリットについてもご紹介致します。

直葬とは

直葬とは「火葬のみのお葬式」を指し、「火葬式」とも呼ばれます。
近親者が亡くなると、納棺やお通夜、葬儀、告別式、さらに初七日法要、精進落としを行うのが一般的ですが、直葬(火葬式)では、お通夜、葬儀、告別式などの宗教的な儀式がなく、ご身内の少人数で火葬炉の前で手を合わせてお別れをします。

直葬(火葬式)でもご安置は必要
法律によりご遺体は死後24時間以内は火葬をしてはいけないと決められているため、直葬の場合でもご安置は必要ですが、一般的にはご自宅や葬儀場にある安置所でのご安置されるケースがほとんどです。
ご安置されている間に、ご遺族様は死亡届の提出や火葬の手続きを行います。
また、棺や骨壺などの備品は葬儀社に準備を依頼することになりますが、シンプルな直葬とはいえ信頼できる葬儀社のアドバイスを受けることで、スムーズに故人様をお見送りすることができます。

【直葬の流れ】
直葬の流れは、ご臨終→ご遺体のご搬送→ご安置→ご納棺→ご出棺→火葬→骨上げとなります。
(お通夜、葬儀、告別式、初七日法要、精進落としなどは省略されます)
故人様が病院でお亡くなりになった場合は、ご遺族様は必ず担当の医師に死亡診断書を発行してもらいましょう。
その間に葬儀社に連絡し、ご遺体の安置場所にご搬送します。
様々な事情からご自宅でのご安置が難しい場合には、葬儀社に相談の上、葬儀社が用意する場所で24時間ご安置します。
その後、安置場所でご納棺となりますが、希望があれば、ご遺体に生前お気に入りだった着物や洋服をかけてあげたり、好きだったお花を入れたりもできるので、葬儀社に相談しましょう。
ご納棺の時間は30分ぐらいで、ご出棺となります。
ご出棺後は、火葬場へ移動後に火葬が行われますが、お骨上げまでの時間は2時間ぐらいかかります。

直葬の動向について

直葬の動向について

公正取引委員会の報告(平成29年度『葬儀の取引に関する実態調査報告書』公正取引委員会)によると、従来から行われている一般葬に関して減少傾向にあるとの回答が全体の68.8%でした。
一方、増加傾向にあるご葬儀の種類としては家族葬がトップで、全体の51.1%です。
直葬がそれに次ぎ、全体の26.2%の回答を得ています。

葬儀のシンプル化について

家族葬や直葬などの小規模でシンプルな葬儀が注目されるようになったのは、新型コロナウイルス感染症の拡大以後です。
家族葬や直葬は一般葬と比較して、費用や日数、参列者の数などの面からも現代の事情にマッチしており、これが調査結果にも反映されたと考えられます。
今後も、核家族化やひとり世帯の増加、高齢化社会、地域とのつながりの希薄化など、様々な要因から葬儀のシンプル化は進むことでしょう。

地方ではまだ一般葬が主流

一般的な葬儀では、1日目に通夜式、2日目に葬儀・告別式と火葬を、大勢の参列者を招いて行います。
人とのつながりが希薄な都市部では、家族葬や直葬が増加傾向にあるものの、近所づき合いを重んじる地方では、一般葬が多いようです。

一般葬、家族葬、一日葬、について

一般葬および家族葬は、1日目にお通夜を行い、2日目に葬儀または告別式を行います。
一日葬は、お通夜を行なわず、葬儀または告別式を行います。
直葬は、お通夜、葬儀または告別式を行いません。
また、一般葬は近隣の方や職場関係の方、友人知人など多くの方に来ていただきます。
家族葬は、故人様の家族や親族、故人様と特に親しかった友人に来ていただきます。
直葬は、近親者のみで行います。

*葬儀と告別式の違いは?
現在では、葬儀には告別式という意味合いもありますが、葬儀は宗教色が強い儀式になります。
告別式は宗教にとらわれず、故人様のご友人知人など一般会葬者を含めて故人様とのお別れの式典となります。

直葬のメリット・デメリット

今、増加傾向にある直葬には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
故人様の生前からのご希望であれば特に問題はないようですが、

直葬のメリット

葬儀の費用が抑えられる
直葬では、お通夜、告別式、初七日法要、精進落としなどが省略されます。
従ってその分だけ、葬儀にかかる費用を抑えることが可能です。
僧侶による読経もおこなわないので、お寺さんへの費用もかかりません。
葬儀の日数が短くなる
一般葬ではご搬入から火葬まで3日程度かかります。
法律によりご逝去された時刻(死亡診断書に記載された時刻)から、24時間経たなければ火葬できませんが、それでも直葬では最短2日での葬儀が可能となります。
一般的な葬儀では、葬儀の前日に通夜、翌日に葬儀を行い、その後、火葬場へ移動して火葬になります。
ご遺族様にとっては長時間の儀式となりますが、直葬の場合は納棺後、棺、火葬となるため時間的な拘束が少なくなります。
近年では核家族化が進み、老夫婦のみの暮らしで伴侶を見送るには精神的にも体力的にもかなりきついものです。
近年、ご遺族の様々なご事情から、葬儀の日数が短くなる直葬(火葬式)が増えつつあります。

落ち着いた葬儀が実現できる
「派手な葬儀を行わず、コンパクトに済ませて欲しい」「葬儀に呼べる知人や親戚があまりいない」この様なケースにおいても、直葬ならば簡素で落ち着いたご葬儀が実現できます。

遺族に負担がかからない
直葬なら葬儀費用が抑えられ、葬儀日数も短めになります。
さらに告別式やお通夜における対応もありません。
直葬のようなシンプルな形式の葬儀では、残されたご家族樣やご遺族の負担も軽減することができるでしょう。

直葬のデメリット

直葬のデメリット

家族や友人、知人、寺院から理解が得られない可能性がある
公正取引委員会の報告における葬儀の種類別の年間取扱件数を見ると、直葬は全体のわずか5.5%にとどまります。
現状では一般葬が63.0%、家族葬が28.4%で、この2つが葬儀の90%以上を占めているのです。このように直葬は、まだまだ一般に浸透しておらず、多くの人から理解を得ている葬儀スタイルとは言い難い側面があります。
直葬の実施を考える方は、ご家族や親戚、親しい友人、知人などと事前によく話し合い、理解を得ることが望ましいでしょう。
また、納骨する菩提寺が決定している場合には、お寺にも事前に相談し、了承を得ておきましょう。
直葬(火葬式)の場合、一般的な葬儀と違い、僧侶を呼んでの読経はありません。
そのため、菩提寺に連絡せずに直葬(火葬式)を行うと、菩提寺への納骨を断られてしまうことも考えられます。
菩提寺がある場合は、直葬(火葬式)を行うことを伝えておきましょう。

家族や親戚付き合い、近所付き合いの機会が失われてしまう
冠婚葬祭は、ご家族や親戚、友人、知人、ご近所が顔を合わせる貴重な機会とも言えます。直葬では告別式やお通夜が実施されませんが、それによってお付き合いの機会が失われてしまう恐れがあります。
直葬(火葬式)は一般的な葬儀と異なり、通夜や告別式などの葬儀を行わないため、親族からの理解を得られないケースもあります。
親族からの理解を得ていなければ、後からトラブルになる可能性も考えられます。直葬(火葬式)を行う場合は、親族に直葬(火葬式)を行うことを話し、理解を得ておくことが大切です。

香典返しが必要なケースもある
直葬(火葬式)では葬儀費用を抑えることができますが、葬儀後に弔問者が訪れる可能性もあります。
ご香典を受け取った場合、弔問者へ対する香典返しをします。
直葬では、葬儀に参列できなかった人が後からご遺族のご自宅に、弔問にお見えになるケースが増えます。
小規模な直葬(火葬式)を行うことで、後から弔問客への香典返しなどの対応が発生する点はデメリットとも言えます。

葬祭費補助制度を利用できない場合もある
国民健康保険の加入者が死亡し、葬祭を行った場合には、葬祭をとり行った人に対して葬祭費50,000円が支給される葬祭費補助制度があります。
しかし、葬祭費補助制度は原則的に葬祭を行った場合に支給されるため、火葬のみの場合は自治体によって支給されないケースもあります。
直葬(火葬式)において、葬祭費が支給されるかどうかは自治体によって異なるため、確認しておきましょう。

故人様へ感謝が伝わる直葬(火葬式)を

コンパクトでシンプルな形式が特徴的な直葬(火葬式)は、ご葬儀における拘束時間が短く、費用面でも大きなメリットがあります。
その反面、まだまだ一般に浸透していない葬儀スタイルであることも否めませんので、直葬(火葬式)をご希望の場合には、近しい方々と事前によく話し合っておくことが望ましいでしょう。

株式会社東冠では、直葬(火葬式)に「納棺の儀式」「お別れの儀式」などをご用意させていただきます。
単に簡素なだけでなく「故人様への感謝が伝わる直葬」を心を込めてお手伝いさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談・お問い合わせください。

納得のいくお葬式にするために、事前相談をお薦めしております。

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